減価する貨幣とは?

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日本経済はデフレに苦しんでいるが、このような時代だからこそ減価する補完通貨を導入して各地方の経済の活性化につなげてはどうだろうか。

デフレの問題としては、仕入れ価格と販売価格の差が縮まるため、利ざやが小さくなるという点である。たとえば70円で仕入れていたものを100円で売れば30円の利益が出るが、これを90円に値下げすると20円しか利益が出ない。家賃や光熱費、また従業員の賃金などの費用もこの利益から出す必要があることから、利ざやが狭まると経営が大いに圧迫されるわけである。また、このような状況ではお金が回らず、景気が悪くなるため、誰もがお金を節約するようになり、そのためにさらに経済活動が停滞するとう悪循環に陥っているのが現在の日本である。

しかし、減価する貨幣の場合、基本的に手元に置いておいても損するだけなので、誰もがその貨幣を使おうとする。そのため、安定した形で需要が創出され、これにより商品の値段を下げなくてもモノが売れるようになる。一見損するように見えるシステムだが、誰もがお金を使おうとするため経済活動が促進され、最終的には全員にお金が行き渡るようになるわけである。

カネは天下の回りモノというが、そういうカネとして補完通貨を今一度とらえなおすことが必要になっているのではないだろうか。

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